腎臓内科外来
腎臓内科外来
慢性腎臓病(CKD)は、時間をかけて腎臓の働きが悪くなっていく腎臓病の総称で、「腎臓の障害」もしくは「腎機能の低下」が3か月以上持続している状態と定義されています。
腎臓の機能は一度失われると回復しない場合が多く、慢性腎不全といわれる病態になります。しかし、近年では医療技術が進歩し、早期に治療を開始すれば、腎臓の機能の低下を防いだり、遅らせたりすることが可能になりました。
また、末期腎不全まで進行し、腎機能の回復が見込めない状態になっても、透析療法や移植といった腎代替療法の中でもさらに治療法の選択肢が増えているため、患者自身のQOL(生活の質)に合った治療を受けることができます。
当院では、慢性腎臓病の治療からバスキュラ-アクセスの作成(内シャント手術、透析用カテーテル留置)、血液透析導入と維持透析管理、バスキュラーアクセスの管理・治療(VAIVT:Vascullar Access Intervention Therapy)まで行っております。